2019/01/13 ~4日目①~



今朝は早めの7時から朝食で、ロビーに降りると男G6がお出迎え。
いつもは付けていない整髪料を付けてビシっと整えている。
今日は朝鮮の聖地へ向かう為だろう。


普通江ホテル朝食
今日は洋食。朝鮮の洋食は日本と変わらない感じ。






柳京ホテル
8:10出発、柳京ホテル通過。
平南麺屋
平南麺屋。


平壌の街並み
閑静な平壌の街並み。

錦繍山太陽宮殿に到着。


男G6 ここは写真はダメですからね。


と、言われつつも外観を撮ろうとして彼の視界から外れるために
一歩下がると、「ダメですよ」と一言。この男、なかなかの洞察力。
待合室で外人の中年おじさんの個人旅行者を眺めながら待機。

フランス人との事で、饒舌でずっとお付きのガイドとしゃべりぱなし。
私のような変わり者と同じような人が世界にも居る事を認識し、
少し親近感が湧く。

そうこうしているうちに参拝の時間になり、ガイド2人と共に中へ。
今日は同じ時間に国内の参拝客が居らず、外は閑散としている。


男G6 財布、カード、ボールペン、時計は受付で預けてください。あとブルートゥースも持って無いですか?
無いです、車に置いてきました。


過去に出て来なかったブルートゥースなんて言葉が出てくるのも興味深い。
そういう機器が国内で流通しているとは思えないが、首領様の眠りの妨げに
なりそうな物はすべてシャットアウトか。

この宮殿参拝も今回で3回目、参拝料は1万円だが(以前は5000円で値上げ)、
実は過去の2回目の時「入場料は要りません」と言われ、そして今回も不要と
言われた。崇高な首領崇拝精神が認められると人士として認められ、費用は
かからなくなるのかもしれない(私だけかも?)。

入り口で持ち物検査を受けて強烈なエアを浴びて埃を落とし、動く歩道で
いつも通り偉大な首領様と偉大な将軍様の革命事績を通路の写真で眺めながら
奥に進む。

荘厳な大理石の内装で荘厳な「金日成将軍の歌」の演奏BGMにより雰囲気で
圧倒され、金日成、金正日という人がとても凄い人であるという事を体感させられる。


金日成同志の部屋の前で再びエアを浴びて埃を落とし、赤い光が差し込む薄暗く
冷えた部屋でそのご遺体に足側、左右から3度拝礼。頭側からは拝礼しない決まり。
拝礼時にはいつも通り日朝友好を祈願しておいた。儀仗兵が隅に立っており、
ここでの勤務は精神的に大変そうな気がした。

部屋を出た後、張り詰めた雰囲気の中、男G5が首領様が少女達に囲まれて
談笑する写真を見て話しだす。


男G5 この写真は偉大な金日成主席が地方を視察された時の物です。
なぜみんな笑顔なのか分かりますか?
いえ・・・。
男G5 主席が少女達を見て、「こんな田舎にも花のような少女が居るんだね」、
といって皆で笑ったんですよ。
(笑)(※いや失礼でしょ田舎の人に)。


こんなシビアな状況下でも冗談で和ませる彼は、世界中の中でも
指折りの一流のガイドだろう。この後は金正日のご遺体に同様に
拝礼し、退出。


錦繍山太陽宮殿
北朝鮮に来たらここは訪れた方が良い。色々と見えてくる物があると思われる。


今はどの外貨が有効ですか?割とドルを要求する店が多いようですが。
男G6 やはりドル、人民元ですね。


2016年に続き、ユーロはレートが良くない模様。
財布にドル7割、人民元3割くらいで用意し、中国も通過するので
人民元は最後に少し残しておいた方が良いだろう。



真ん中がフランス人、左右はお付きのガイド。

1時間半くらいかけて参観終了。


プルグンピョル駅
移動、プルグンピョル駅(赤い星)通過。

次もまたいつもの観光場所へ。






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