2015/11/14 ~2日目③~
王宮さながらのギャラクシーマカオ。
ヴェネチアンマカオ到着、道が混んでいてマカオタワーから20分程で60HKDかかった。
ちょっと日が落ちてきたと思いきや、天井は絵。雨でも問題なく過ごせそう。
外資系の店が並び、川までヴェネチアを再現。
本家ヴェネチアらしい雰囲気は出ている。
中国人でいっぱい。
奥のカジノは最強に広く、混み具合も随一。さすがは世界一のカジノ、ヴェネチアンマカオ。
恐ろしく広いカジノの中でルーレットに客が付いていたので着座、最低BETは200HKD。自分の周りには
中国人の若い人達に加えて20代の日本人男性の団体が座っていた。最初は順調にチップを増やしたが、
流れが悪く徐々に減っていく。左に座っていた日本人の若い兄ちゃんがかなりツイていて連勝の勢い。
だがその人に自分が乗っかって賭けた瞬間2人共負け。ここで勝負に出る事にした。この人と自分、
どちらに運が来ているかを見る為、その人が賭けた黒と反対の赤に大きくBET! 結果は・・・
黒
、
敗北
。私のチップは無慈悲に回収され、彼の方に配当が入る。このような若造に
敗れるとは・・・と思ったが、冷静に考えればルーレットやバカラの偶然系な博打に経験は関係無い。
しばらくするとその兄ちゃんも負けだして、その後客はびっしり居るものの誰も賭けずに全員が様子見する
という異常事態発生。誰も賭けなければルーレットも回らず、場が動かない。
「一生迷ってろ…!そして失い続けるんだ…貴重な機会(チャンス)をっ!」
漫画「カイジ」の利根川の声が聞こえた。よぅし、俺がクズどものヒーローになってやる、見ろ!世界の賭場を
荒らしまわる伝説の博徒の打ち方を! と内心勇んで
黒
にタワー状のチップをMAXBET!!
保険に0の数字に少し置く事も忘れない。この回に賭けているのは私一人。大勢が見守る中、運命の結果は・・・
カタッ、カラン、カラン・・・
結果は
赤
、敗北。天を仰ぐ。ここで勝てばその場で英雄になれたに違いなかったが、人生そううまくはいかない。
マイナス1000HKDを取り返すべく、さらに1000HKDをチップに交換。私が身を切った後、周囲が賭け始めたので
数回様子見後、最後に出た
赤
に張っていくことに。
ここで波に乗り4連続
赤
で勝利。途中で逆張りしてきた他の日本人勢は全滅、5回目で
黒
が出て負け、6回目で
赤
が出て勝ち。ここらが潮時と見定め、-400HKDで終了。敗因は
変な勝負
を大きく仕掛けて大転倒した事だろう。
場が回らないなら卓を替えるべきだった。マカオ初黒星、また一つ成長した。
1回は見ておいた方が良いだろう。これ以上な規模のカジノは多分無い。
16:00頃、ヴェネチアンマカオからタクシーでギャラクシーマカオへ。歩いて行こうかと思ったがタクシーに乗ると数分走ってあまり近くなかった。
機械仕掛けのショーもあるが、まぁ大した事は無い。
ギャラクシーマカオのカジノは縦長の大箱。他でもよく見かけた多福多財のスロットが見える。
カジノ内をくまなく歩いて疲れたので、中の喫茶で雪梨ジュースで涼む。果汁100%だったのか驚きのフレッシュさで
満足。ウィンマカオでもルーレットは客が居なかったので大小をプレイ。客が他に1人の最初のテーブルではまたも
流れに乗れず順調にチップを減らす。私以外に中国人の客が2人、機械が不調なのかサイコロが斜め立ちになり
ノーゲームになる事2回、妙な流れの中
大
に賭けて2連続
大
が来たところで少しマイナスを取り戻してテーブル
チェンジ。そこでも流れが拮抗し、マイナスは取り戻して振り出しに戻る。
小一時間程してそろそろ店を出ようとした時にふと先程離れたテーブルを見ると、私が勝った
大
2回の後になんと
+7回
大
が出て計9連続
大
の文字通り
大
フィーバーしていた。負けて少し取り戻して流れの悪いテーブルをチェンジ
なのは良いが、今度は見切りのタイミングが早すぎた。1回負けるまで連続して掘り続けるべきだったか。だが私が
そこに居たら居たで出目はまた変わったものになるのか、運命は神のみぞ知る。プラスマイナス0、またしても
良い勉強になった。
ギャラクシーでタクシー待ち行列40分、全然来ない。
くたくたになりながらやっとタクシーに乗り、次は午前にスルーしたウィンマカオへ。
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