2012/07/15 ~2日目⑥~
部屋に戻ってテレビをつける。
幼稚園を視察する金正恩同志。右後ろには謎の女性。日本でいう「皇室アルバム」のような番組を毎日放送している。
妹は去年末の葬儀に参列していたし、おそらくこの女性は嫁しか有り得ないと思って見ていたら当たっていた。
部屋でしばしくつろいだ後、ホテルのロビーで集合し、地下のカラオケ場へ。
大きなステージがあるカラオケ場だがお客は我々だけ。1時間30分で\5000円程。スケトウダラの乾き物と瓶ビールで乾杯。
私の革命音楽からスタート。
ここのママ。朝鮮の歌を歌ってくれている。
男G同志は長淵の「乾杯」を熱唱。
男G2同志は「昴」、「100万本のバラ」など。シブイ。
私
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日本の歌のCDとかで覚えましたか?
男G
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お客さんの歌を聞いて覚えました。
私
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そうですか。男Gさんは「都会の娘が嫁に来た」という歌が得意ではないですか?
男G
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どうしてそんな事を?
私
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まぁ色々と(笑)(※後述)
男G
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そうですか。じゃあリクエストにお応えして・・・
「ドシチョニョ シジプワヨ」(都会の娘が嫁に来た)を歌ってくれた。
私も日本の昭和歌謡を披露したり、♪パンガプスムニダや♪将軍様冷たい雪道歩かないで、などをデュエット。
私が歌い終わるとママが花束をくれるサービスも。お店は終始我々だけの貸切状態、恐縮です。
私
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そろそろ時間ですかね。じゃあ「金日成将軍の歌」で締めましょう。
男G
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では、立ちましょう。
と言って、ガイドさん達と端で座って待機していた女性スタッフ達も全員起立して、全員ステージ中央に集まり大合唱となった。
当然ながら彼らは歌詞を見なくても歌える。そして、私も。
盛り上げてくれたスタッフ達に挨拶をして、その場を後にした。
おやすみなさい。
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