2012/07/18 ~5日目②~
あれがペゲ峰。枕(ペゲ)に似ているからその名が付いたとか。
白頭館到着。
国内の先客が複数居る。
白頭山の風景画がお出迎え。右のモニタはWindows?
日本のチュチェ型旅行者向けに、偉大な将軍様と党のご配慮で日本語向け案内が流される。
三池淵地区の革命史跡をダイジェストで観て行く。こちらは白頭山密営。
白頭山天池。
リミョンスの滝。説明よりスリムで清楚な案内員同志が気になる。
橋と絵の絶妙な立体感は、将軍様もお褒めになったとの事。
男Gに「新しい将軍様はここをご視察なされましたか?」と聞くと、まだと答えた。
金正恩同志は積極的に各地を視察されているが、それはまだ平壌近辺であり、飛行機を使うような遠隔地にはまだ足を伸ばしていない。
深読みかもしれないが、金正日総書記が革命発祥の聖地であるこの地方を視察していたのを考えると、まだ長期間平壌を離れられる程に
地盤が安定していない可能性がある。平壌を離れてこの地を視察した時、金正恩政権は磐石になったと言える気がする。
2階へ。モニタで何かを見せてくれようとしたが故障で映らず・・・。
PCで革命偉業学習。
着席すると、以下の動画が再生される。
動画の1分12秒目あたりにさしかかり、私が動画と同時に↓
私
<
ヨンウンジョク ジョソニンミングン ジャンビョンドゥレゲ ヨングヮン イッスラ!
(英雄的 朝鮮人民軍 将兵達に 栄光あれ!)
と言うと、案内員のお姉さんがクスッと笑う。
「何で知ってるの?」という反応だったが、この動画は全世界で有名すぎる映像で、金正日総書記の生涯最後の肉声と伝えられている。
よって、先軍朝鮮を訪れる上で必ず見ておかねばならない輝かしい不滅の革命偉業の記録であり、当然私が知らないはずがない。
食糧事情がまだ良かったと言われている金日成主席の時代。この後金正日総書記の時代になり、厳しい革命闘争の中、苦難の行軍へと
突き進んでゆく・・・。
→の動画。
まさしく朝鮮の
ゴッド・ファーザー
、その名に相応しいお声と雰囲気。
金正日総書記は映像無しの音声のみ。やはり動画は少ない模様。
左の写真とか関係が無いが、将軍様の動画をたまたまYOUTUBEで発見したのでご紹介。会話の動画は今まで伝わってこなかったので歴史的に貴重な映像資料と言える。
白頭革命教育を無事終了。
時刻はお昼前。ペゲ峰ホテルに戻る。かごを持ったおばあさんが道端で会話していたり、日本の田舎と似た風景。
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