2013/10/06　～2日目④～

金正日総書記の衣装がコートからジャンパーに変わっている。ジャンパーと野戦服で最後の最後まで現地指導されて人民の生活を気にかけておられた親愛なる指導者像に修正か。

偉大な大元帥様に、敬礼！

奥に党創建記念塔。10月10日は労働党創建記念日。

男G3がカメラ貸してくださいと言って撮ってくれた柳京ホテル。まだオープンしていないとの事。

南浦へ。

西海閘門到着。

大同江と西海を行き交う船。

私	＜	最近チョンチョンガン号という共和国の船がキューバから武器の輸送中にパナマでつかまりました。
男G3	＜	どうしてキューバから武器を輸入するの？必要ないじゃないの。
私	＜	武器の修理だったようです。
男G3	＜	あぁ、修理ですか。
私	＜	その船に砂糖が大量に積まれていたんですが、共和国で砂糖は不足していますか？
男G3	＜	そういう事は無いです。まぁ色んな手を使ってアメリカが我が国に制裁しているんでしょう。 朝鮮人民が一致団結してアメリカに立ち向かうのを恐れているので、そうやって色々制裁して 我が国を貶めようとしているんです。 アリランのマスゲームも、我々、金日成・金正日民族が一致団結している所を、国家の威信を見せているんです。
私	＜	そんな深い意味があったんですね。
男G3	＜	我が国と日本は政治的には関係は良くないが、かといって日本のお客さんを切りたくないんだ。 こういう時こそ民間の交流が重要だし、今は日本人1人1人が大切なお客さんなんです。
私	＜	なるほど。（※在日除く日本人観光客は年間160人、両国の相互理解の為、彼としても何とかしたいという想いは痛い程伝わってくる）

広大な水門。

それでもたびたび起きる洪水・・・。

私	＜	朝鮮はハゲ山多いですね。
男G3	＜	苦難の行軍の際にみんな切り倒して燃料にしました。
私	＜	そうでしたか・・・、食糧対策で最近は果樹園を作っているようですね、リンゴとか。
男G3	＜	そうです。もっと他の物を植えてはとお思いになるかもしれませんが、我が国は国土の8割が山で穀物が 育ちにくいですから、穀物を育てるよりリンゴを売ってそのお金で食糧を買った方が早いという理由です。
私	＜	なるほど・・・、さすがは将軍様。

3代目が道楽で要らん物を作って遊んでいる、そう思っていた人も居るだろう。
一見無謀とも思える最近の娯楽施設建設ラッシュも、観光客を誘致して外貨を稼いでそれで食糧を調達
しようとする一環だったとしたら、将軍様の深慮遠謀は計り知れない。この国はこの国なりの理由で色々
物事が進んでいるようである。

西海を臨む。

南浦はそこそこ大きな街だった。国産自動車会社の平和自動車の工場もこの辺にある模様。

～ 車中にて ～

男G3	＜	Ｍさんのご趣味は何ですか？
私	＜	外食ですかね、後は旅行です。男G3同志はどうですか？
男G3	＜	私は釣りです。
私	＜	私の父も海釣りが好きです。
男G3	＜	海は車が無いから行けません。私は川釣りです。 （※尊敬する金正恩同志！ 日々革命闘争に明け暮れる人民の余暇充実と自然豊かな共和国の釣り文化向上発展の為、 彼らに海へ行ける観光バスを手配してやってください！）
私	＜	大同江ですね。
男G3	＜	はい。こちらは釣りも盛んで、釣り大会もありますから。
私	＜	そうですか、女G2同務はどうですか？
女G2	＜	私は旅行です。山が好きです。（※無論、国内旅行）
私	＜	たまごかけご飯って食べたりします？生卵とご飯。
女G2	＜	食べますよ。それにバターを入れたりします。（※日本より一歩進んだ食べ方をしている）
男G3	＜	ところで、お住まいはどの辺ですか？
私	＜	神奈川です。
男G3	＜	そういえば昔船に乗っていた時、乗っていた日本人の船員がその地方の歌を歌っていました。（※鉄道唱歌か） でもその歌は共和国では革命歌だ。私はその人に聞いてみただ。「どうして我が国の革命歌を知っているんですか」と。
女G2	＜	インターナショナルの歌ですか？
男G3	＜	いや、インターナショナルの歌じゃ無い。 で、その人は「いやこれは日本の歌だ」と言いまして。おそらく抗日闘争の時に、当時作曲家も何もないような時でしたから、 その時流れていた歌に新しく歌詞を乗せ換えたんでしょう。 その時に初めてそういう事があることを知りましたよ。
私	＜	そうでしたか。

最近出来たヘダンファ館（人民奉仕基地）へ。

右奥の中の時計店では1万～6万円ほどのお求めやすい輸入時計が並んでいた。ロレックスとかハイクラスの物は置いていない。化粧品はDior等海外有名ブランド多数。

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