朝鮮紀行　2013

2013/10/10　～6日目⑥～

さっき魚を食べたのにまたもや豪勢な料理の数々。あんかけの雷魚が美味。

今日は餅まである。

日本にもありそうな街並み。

私	＜	不倫したら捕まりますか？（※北朝鮮不良日記より）
男G3	＜	それくらいで捕まりはしないけど、みんなから批判されます。あんた人間じゃないよ！どうしてそんな事するの！と言って。
私	＜	不倫して妻が自殺したら捕まります？
男G3	＜	それは捕まります。（※本の通りだ。遺書が見つかったら監獄行き）

平壌までもうひとっ走り。

男G3	＜	生活総和でお互い言い合う事もあるけど、批判してくれるのは有り難い事です。私の事を想って言ってくれていますから。批判されて人間が磨かれていきます。
私	＜	なるほど（※常にあら捜しする感じなのか）。

私	＜	最近は共和国がオリンピックで選手が礼儀正しかったり自力で衛星飛ばしたり日本でも感心する人が居ますよ。
男G3	＜	そんな日本に褒められるような事はしてないと思いますけど・・・。
私	＜	いやいや、南に比べて立派で・・・、　　　　　　　あ・・・

すんごいお疲れで目が閉じかかっている爺や。
山登ったり長い間車に乗ったり大変だっただろう。
しばし話しかけずそっとしておく事にした。

行きにも立ち寄った新坪休憩所到着。

軍人もちらほら。

国内観光客の記念撮影。↓の旅行記に映っていた小太りのガイドのおじさんが朝鮮国内旅行社の社長になっているとの事。高麗ホテルで見かけた。※北朝鮮に行ってしゃしんいろいろ撮ってきた。

FreshというBrownSugarCider、いわゆるコーラを頂いた。すっきり爽やか。

私	＜	共和国の平均寿命って男性は70歳、女性は80歳くらいですかね。
男G3	＜	大体それくらいだ。ちょっと前に僕の知り合いが50代半ばで亡くなりました。
私	＜	早いですね・・・。
男G3	＜	肝臓の病気です。みんな強い酒をたくさん飲むから。

革命家の一生は短い。食うや食わずやの生活に加えて暴飲暴煙、やはり深酒は
命取りと言える。酒とタバコをこよなく愛して69歳で亡くなられた先代の将軍様が
北朝鮮の平均寿命データの正確さを物語っている。

私	＜	朝鮮労働党員になると配給の量が増えますか？
男G3	＜	そういうのは無い。米は1日600g、党員でもそうでなくても配給は同じです。
私	＜	そうですか。ではどうして党員になりたいんですかね。
男G3	＜	この国に生きる者なら、党員を目指すのは当然の事です。中にはタイミングを逃して党員になれなかった人もおりますけどね。（※党員でないと半人前としかみなされないっぽい）

男G3	＜	僕の知り合いで5年交際している男女が居るけどまだ結婚していない。
私	＜	長いですね、そろそろ結婚ですか。
男G3	＜	まだしない。どうしてかというと、男性がまだ党員になってないからだ。晴れて党員になれたら妻として迎えよう、という事です。
私	＜	なるほど・・・。
男G3	＜	その彼は今、普段の仕事とは別に農作業の手伝いに行っています。
私	＜	農村突撃隊というやつですか。
男G3	＜	そうです。

入党は韓国での兵役に近い気がした。入党と兵役、どちらも回避すると就職等で不利になる。
軍隊に行くとか建設工事、農村の手伝いに行く等、党員になる為にはどれだけ身を粉にして
社会に貢献したかが評価されるらしい。

私	＜	自転車って高いからなかなか買えないですか？
男G3	＜	そういうのは職場で貰う事もあります。
私	＜	？
男G3	＜	仕事で業績が上がれば職場単位でテレビ等の家電が貰えたりします。（※チャリも家電同様高級品の模様）

さて、いよいよ平壌。街の入口では2年前にお会いした女性達がお出迎え。

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