2014/08/02　～2日目③～

評判の東莱参鶏湯（トンネサムゲタン）。

優しい鶏塩スープに骨付き鶏肉がごろっと入っている。お客は結構居た。

私	＜	セウォル号の事とかどう思いますか？
女G	＜	昨日もテレビで見ましたが、会長が発見されたと言っていますが本物かどうか・・・ （※日本人も韓国人も疑問視）
私	＜	やっぱり船長が悪いという事なんですかね。
女G	＜	船長は正規社員じゃなかったですから、船長よりももっと上の人に問題があると思います。（※同感）

韓国国民も冷静にこの問題を捉えている模様。 安全軽視の構造的な問題は、
国民性も考えるとそう簡単には直らない。

センタムシティ駅から南浦洞駅へ。地下鉄では我々がホームの一番前に並んでいるにも関わらず、さらに前へ割り込んでくるオヤジが。この国ではよくある事らしいが在り得ない。

久しぶりの李舜臣。今年は歴史ファンタジー映画「鳴梁」の主役となって大活躍。

台風直前、景色が良い・・・ 訳がない。残念。

私	＜	景気はどうですか？
女G	＜	良くないです。良い大学を出ないと仕事が無いし、契約社員と正社員の差がありすぎです。仕事が無いとか日本にありますか？
私	＜	無くは無いですね・・・。
女G	＜	日本よりも格差がかなりあると思います。大企業を優遇するので中小企業との給料も全然違います。 女性が大卒の場合、高卒の男性とふつう結婚しませんし。
私	＜	そうですか。（格差社会、権威主義？）
女G	＜	長男に嫁ぐと大変です。頻繁に行われる親族の集まりの準備を任されて苦労するので、長男は嫌がられたりします。
私	＜	ところで、パククネ政権はみんな応援しているんですか？
女G	＜	公約に老齢年金2万円をもれなくお年寄りに配るというのを掲げて当選しましたので、ある程度人気はあります。 国会でも財源で色々紛糾しましたがやっと最近支給が始まりました。本当にどこからお金を賄うのか分かりません。
私	＜	ソウルに首都がありますが、北韓が近いですし危ないと思わないんですかね。
女G	＜	そういう話もあって首都を移そうという話も有ったんですが、反対する人が居て無くなりました。 移したらその場所に住む人の仕事とかそういうのが無くなったりしますから。

南浦洞のカフェで総括。↑木苺アイスティーはさっぱりな甘みで良い。

だんだん雨風が強くなる。

もう少し釜山を観光したかったが、天候が悪化してきたのでここでガイド氏とお別れして解散。
日本語も完璧で色々と話もできて楽しかった。ありがとう日通ペリカントラベルネット。
ひとまず釜山ホテルへ帰還。

ヌキシカンサラダにいものでんぷり。異次元なルームサービスメニュー。

晩飯は地下鉄で西面へ。

小雨の西面。

台風直前なので風はやや強い。

別味ジャンオグイ。ちょうど土用の丑の時期という事で、鰻の専門店へ。

焼き方は日式でオーダー。日本には無い付け合せ。

やや濃い感じの甘辛さ。サンチュに巻いて食べるのも斬新といえば斬新。

うまい堂という名の博多ラーメン。

雨はざざ降り。降りしきる雨の中、頑張って日式スナックを探すも見当たらず、とりあえず
ホテル横の喫茶店「秀林」に入る事に。ママらしきおばさんが日本語でお出迎え。
目の細い中村美津子といった感じ。

ほっとひといき。時間も遅いし台風のせいか、客は私一人。

出迎えてくれた人は韓国人チーママ？で、フィリピン人のママも出てきた。

とりあえず彼女達にも酒を勧めると大喜びしていた。台風だし客も少ないだろうから貢献。
チーママは日本語が達者で以前日本にも来たらしく、昔は日本人たくさん来たけど最近は
減ったと嘆いていた。
一応この辺に去年あった店をひとつひとつ聞いてみるも、この辺は店がよく入れ替わるので
よく分からないとの事。

テレビドラマのとある高そうなレストランでの食事風景を見て、「あんなのどこにあるのかしら」
と言っていた。ドラマの一幕ですら格差を感じさせるのか。

この界隈にたくさんある「スポーツマッサージ」のお店について聞いてみると、いかがわしい
店ではなく普通のマッサージ店との事。夜にはやたら呼び込みに日本語で誘われる。
我らが釜山ホテルの横にこんな店もあるので、今度利用しようと思う。

喫茶店なのでカレーも。まぁレトルトなんですけど。

つまみのフルーツ。これはフレッシュで美味。

程々に飲んで真横にあるホテルへ。雨はざざ降り。
横の佳姻という店も気になるが、ここもまた来よう。






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