寿司大@豊洲市場 (1)

築地の寿司大といえば4時間5時間待ちが日常の超人気寿司店だったので永らく行くのを諦めていたが、仕事のついで行ける範囲になったので行ってみる事に。大体2時間以上待つと疲れが上回って割りに合わないから諦めるが、今回は果たして?!


先週の平日朝7時に到着、外に誰も居ないけど中は満席。戸を開けて中の人を呼ぶと、どう見てもジェラードン西本にしか見えない男性店員が出てきて名前と電話番号、寿司ネタで嫌いな物が無いかを聞かれ、時間になったら電話で呼ぶとの事。コロナ禍で密を避ける素晴らしい取り組みに感心で、今日は30分待ちとの事。豊洲広しといえども平日で寿司店に客が入っているのはここだけで、他は待ち無しで入れる。


他に行くところも無いので店先で待ち続けて40分、ついに伝説の寿司大へイン。
職人達の威勢の良い「いらっしゃいませ」の声で迎えられる。老舗なのに愛想が良く、カウンターの老舗は大概不愛想で入りにくいというイメージが覆される。

目元がアキラ100%似な板長らしき板前さんの前に座る。当方仕事前なのでスーツ着用をしていたのでその板前さんが「仕事前ですか?お仕事前にありがとうございます。」と声を掛けてくれた。人気店なのに堅苦しさはまったく無く、どうりで人気が出るはずだと納得。私以外の客は全員私服で酒をあおったり休みを満喫している感じで羨ましい限り。席の間隔は広くは無いが仕切り板があるのでひとまず安心感がある。板前さんの扱う細長い柳葉包丁が美しい。


まずは焼きたての玉子焼きから。焼き上がりがふんわりで勿論美味。


旨い店は味噌汁も出汁が効いて旨い。寒い冬にあら汁で温まる。


いきなり大振りな赤身から。さすがの先制パンチ。


↑迫力のブリ、来るネタすべてが身が大きく脂がしっかり乗っていてる。1カン1カン出した後に、乗せる板を毎回板前さんが拭いていて丁寧だった。すっかり油断して撮り忘れたけど個人的に一番技有りだと思ったのは太刀魚の炙りで、身のふっくら感もさることながら上に"もみじおろし"が乗っていて香ばしかった。

豊洲の寿司大の生いくら
最後の1カンはお好みという事で、これまで出てこなかったイクラをオーダー。
"生"いくらという事で、味わったことのない粒の大きさと弾けるプチプチ感で今までのイクラはなんだったのかというレベル、函館朝市で食べた物より美味だった。全部で1万円以上の内容に思えたがこの内容で4900円というのは破格中の破格で満足度は非常に高かった。食事時間は約1時間、ここまでは先週の話。


太刀魚に感動したので今日もう1回来てしまった。中を覗くと空席があり、前回と同じ男性店員に声を掛けると10分で入れますとの事。なんという僥倖! 前回同様嫌いな物が無いか聞かれたので、今回は魚メインでいきたかったので貝類を除いてもらった。


前回とは違う、立ち位置が真ん中の職人さんだったけど、向こうから話しかけてくれて居心地の良さは相変わらず。飲食店はサービス業である、という社是でもあるのだろうか、敷居が高いといわれる寿司店でこういった明るい雰囲気作りをする心掛けは非常に斬新。↑釣りあじは身の大きさと脂の乗りが半端無い。

豊洲の寿司大の太刀魚
前回も感動した東京湾の太刀魚。東京にもこんな旨い魚が泳いでいるとは・・・。


最後に車海老をオーダー、生と茹でが選べるので生で。艶やかな身が美しく食感も良い。


揚げた頭が付いてくるのでお酒のアテに良さそう。

豊洲寿司大メニュー
1度来たら誰しもがファンになる事間違い無し。今日は子連れの母子の子供にも板前さんが話しかけたり外国人にもフランクに接したり、味だけでなく気配りや店の雰囲気も一流だと感じられた。

老舗は高くて旨い物を料理人に気を遣いながらかしこまって食べるというイメージを全て真逆の方向に、つまり最高の品をリーズナブルかつ気楽に楽しむという方向にしたのがこの寿司大、という印象だった。高くて旨い店は数多いけどこういう形の旨い店は唯一無二だろう。もうこの先4900円より高い店に冒険する事は無いだろう。このように平日は待ちが少ないが週末ともなるとやはり2時間3時間は待つとの事で、外国人が押し寄せる前にまた来ておきたいところ。

仕事前でなく、いつかゆっくり飲みたいのが本音🍶

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