用途はPCだけで繋ぎの練習&繋いだ音をMP3出力。
※VirtualDJ2023でショートカットキーが変更されたので、
ALT長押しで確認して要読み替え。
環境
・OS:Windows10
・音声出力:グラフィックボードのNVIDIA High Definition Audio
・スピーカー:PCモニターのスピーカーで、モニタにイヤホンを繋いでいる状態
設定

1. 初期画面 → 歯車マーク → オーディオ → スピーカー+ヘッドフォンを選択
2. USB SOUNDCARDを選択
3. マスター:NVIDIA High Definition Audio:chan 1 & 2 に設定
4. ヘッドホン:NVIDIA High Definition Audio:chan 1 & 2 に設定
出力に関してNVIDIAでなくても各自の環境で音が出る物を選択、chan 1 & 2 / chan 3 & 4で分けても片方しか鳴らないなら同じにしておく。
繋ぎ方

1. 左(右からでも可)のテーブルにmp3をドラッグ&ドロップ
青い縦フェーダー(ボリューム)はMAX
2. 右のテーブルに別のmp3をドラッグ&ドロップ
赤い縦フェーダーは一番下まで下げておき、赤ヘッドホンボタン押下
3. 左レコードを再生し、Matchボタン下のツマミでテンポ調節
4. 右レコードを再生し、再生したい位置で一時停止(頭出し:上記画像の状態)
左右レコードの音が混ざった状態になるが、右側はヘッドホンだけで音が
鳴っているので実際には出力されていない
※一時停止後にCUEボタン押下で再生位置が記憶できる
曲タイトルの下の波形を右クリックでPOIエディターが開くのでCUEを保存可
再生中にショートカットキー:CTRL+1でキュー1として任意の位置で保存可
5. 位置決めが終わったら右の赤い縦ボリュームをMAXにし、テンポ調節
SYNCボタンでも左右テンポの同期がとれる
6. 左レコードの音の終わり際にキーボードのスペース押下を押して右レコードを
再生し、それと同時に左の青い縦ボリュームを下まで下げる
7. 左のテーブルに次のmp3をドラッグ&ドロップ後、再生
8. 左下の青ヘッドホンボタンを押下後に頭出し作業
9. 位置決めが終わったら左の青い縦ボリュームをMAX
10. 右レコードの音の終わり際にキーボードのスペース押下を押して左レコードを
再生、右の赤い縦ボリュームを下まで下げる
※以降ループ
※録音したい場合は上記開始前に設定 → 録音する → ファイル名を入力 →
録音を開始する、を押下しておく
※中央上部のAUDIO/ビデオでビデオを選択し、映像をダブルクリックするとミラーボールっぽい映像が別窓で出る(雰囲気Up!)。音源だけでなく映像も繋げる。
バリエーション
前述の繋ぎで5と6を以下のように変更。
5. 頭出し後、ボリュームを中の下にしておく
6. 左レコードの音の終わる4または8拍前からスペースボタン押下で
右レコードのイントロの前のプリイントロを静かに流し、左レコードの
終わり際に右縦フェーダーを中の下からMAXに、左縦フェーダーを
下に切り替える。
6. 左レコードの音の終わる4または8拍前からスペースボタン押下で
右レコードのイントロの前のプリイントロを静かに流し、左レコードの
終わり際に右縦フェーダーを中の下からMAXに、左縦フェーダーを
下に切り替える。
マウスだと右フェーダーを上げながら左フェーダーを下げるという切り替えが遅れるので機材が欲しくなってくるが、ショートカットキー:CTRL+PAGE.DOWN/PAGE.UPを駆使すればなんとかなる。
仕込み作業
DJプレイ前にやっておきたい事。
1. CUE打ち
プレイ中の頭出し作業を簡略化するため、曲ごとに事前にCUEを探して保存
2. 曲の選別
流したい曲をフォルダ分けしたりしてまとめておく
ex. ゴン攻め系、哀愁系、ネタ系...等
あとがき
上記で紹介した繋ぎはいわゆる"縦フェー"で、中央にある左右赤青のボリューム(クロスフェーダー)を動かして繋いでもOK(横フェー)。知り合いのユーロ/トランスDJもマハラジャ六本木のDJも縦フェーでクロスフェーダーを使わないので、自分もひとまず縦フェーで練習中。慣れてくると中央のVOCAL、INSTRU、BEATをいじってエフェクトを楽しむのも良いだろう。初心者にも感覚的に使えて操作性◎のVirtualDJだが、よりシェアが高いSerato DJもそのうち触ってみようと思う。
※VirtualDJ2021に対応しているかは要確認
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